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2014年2月27日 (木)

リズム

2月27日(木)の練習メニュー(16名参加)

今日の練習のテーマはリズムnote。子どもたちの動きを見ていると、リズムを意識して練習することは、やはり重要だと、あらためて感じました。notes

① ミニハードル(腿上げドリル)

 横向き(左6台&右6台)200/min~270/min

② ミニハードル(腿上げ→テンポ走ドリル) 

 正面(80cm6台→10m→140cm6台→25m)250/min~280/min

③ ミニハードル(テンポ走ドリル)&長距離班(15分間校舎内クロカン)

 第1ハードルまで13・14m(インターバル7・6m)6台

④ 30mダッシュ

⑤ シザースステップ3種類&ストレッチ

昨日よりPM2.5による注意喚起がでて、外での活動をしにくい状況、少し動くと頭痛を感じてしまうのは、心因性のものでしょうか?

2014年2月25日 (火)

グランドの白線

久々に、グランドにトラックとコースのラインを引いて行いました。ラインを引くとやっぱり気分が違います。(手間ですが・・・・・。)こどもたちは、気持ちよく練習が出来たでしょうか。

本日の練習メニュー(参加者32名)

① 基本の動き作りスキップ

(50mのコンディションランニング形式で行いました。)乗り込み動作を意識して!

② スプリント系の動き作り

(シザースステップ種目&腿上げ種目notes→ダッシュ)リズムを壊さないようにnotes

※シザース動作は小学生には難しく、バランスを崩してリズミカルに連続して行うことができません。

出来るようになったからといって,速く走れるとは限りませんが、速く走れる人は必ずこの動作が出来ます。4月までには、かなり出来るようになってほしいです。(願)clip

③ テンポ持続力(エンドレスリレー)orボール投げ(遠投)

  低学年(ミニハードル使用)5台×2(往復走形式)

  高学年(塩ビパイプ&ラバーハードル使用)4台×2(往復走形式)

  長距離種目(トラック&校舎外周使用)

 

2014年2月22日 (土)

スタートダッシュ(大切な一歩目)

  インフルエンザの流行で、体調を崩す子も多い中、6名の子供たちが参加してくれました。曇り時々晴れで、時折、小雪がちらりほらりと舞う肌寒い天候でしたが、久しぶりの競技場練習に、春が近いことを感じながら、汗を流しました。

2月22日(土)の練習メニュー

① ランニング&ストレッチ

② 基本の動き作りドリル

   ダイナミックストレッチ系種目

   肩甲骨の動きを意識した弾み系種目

   腕ふりと踏み込み動作を意識したスキップ系種目

② 基本スプリントドリル

   速いシザース動作を意識したステップ系種目

   リズムと踏み付けを意識したミニハードル系種目

   テンポの速い切り返し動作を意識したハーフドームコーンランニング系種目

③ スタート練習

2014年シーズンへ、競技場での練習第一歩ということで, 倒れ込みスタートの練習です。大切な第一歩を,しっかり踏み出しましょう。

   ※ ギリギリまで体幹をまっすぐして倒れ込み、しっかりブロックを押すと同時に前脚を引き出す、一歩目の動作を繰り返し行いました。

最初は、お尻が引けてしまったり、ブロックを押さずに膝が抜けてしまったりしていましたが、次第にしっかり身体を伸ばした状態でブロックを押せるようになってきました。

④ スタートダッシュ

   20m・30m・40m・50m・60m(勝ち抜き形式で対戦相手を変えながら、最後は走力別にハンデをつけて行いました。

 

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2014年2月20日 (木)

気持ちと躰

関東は大雪で大変な中、福井は全く雪なしの好天。

久々のグランド練習で気分もハイになり、コーチも一緒に汗を流しました。run

はじめは、軽く感じた体も、基本ドリルに入った瞬間ドッと重くなり、「はあはぁ」なっているところを、できるだけ見せないようにsecretsweat01師範しました。

子どもたちには、案外ばれていたかも・・・・coldsweats01

本日の練習メニュー(参加者12名)

① ジョッグ&動的ストレッチ

② 基本ドリル

  ・4の字づくり3拍子&337拍子・447の字・スイミングラン各種・速歩ラン

       ・シザースステップ

③ スタンディングスタート

④ 3人1組ドンチケタ(80m・10分)

 

 

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2014年2月12日 (水)

JAAFコーチングクリニック 2

JAAFコーチングクリニック 2

講師: 伊東浩司 氏(甲南大学)
JAAF強化委員会・短距離部長

午後からは、テレビ解説でもおなじみ伊東浩司氏の講習でした。現日本記録保持者からお聞きした日本短距離界の歴史に、あらためて、吉岡隆徳・飯島秀雄両氏の偉大さを実感しました。また、メーカーの製品から見る技術の進歩という観点は、目から鱗の新しい発見でした。

日本人初の9秒台スプリンターは、いつ誕生するのでしょうか?楽しみはつきません。

私自身の考えでは、ジャマイカやアメリカなど9秒台の選手を擁するクラブへ3~4年間武者修行に飛び込むぐらいの若武者が出てきてほしいという気持ちです。そんな環境でもまれて初めて9秒台のスプリンターが生まれてくるのではないでしょうか。

以下は、私の講習メモです。ご参考にして下さい。


①現在の短距離強化対策について

 日本代表の目標
 ※世界リレー選手権(新設;上位8チームは次年度世界選手権&オリンピック出場権)

②座談会
 どうしたら日本人が9秒台で走れるのか?
③VTR視聴
 100mとは?

④伊東浩司のトレーニング理論
 ※意識の変化がトレーニングの進化に
 ※他競技から学ぶ
 ※古典的なトレーニングから学ぶ
 ※裸足(感覚)で走る(足指を開く・母趾球に乗る)
 ※歩きの重要性
 ※可動域を広げるストレッチ・トレーニング(器具・補助者を利用)意識する!

 雑談:高野進の練習
     ※練習で負けない。練習を独り占め。
 コーチングとティーチング
 積小為大

⑤スタートポジションについて
  ボルゾフのワンハンドスタート
  ゼロポジションからの走りだし
  ※はじめの一歩
  ※どこのタイミングでより良い飛び出しの準備(重心位置)が整っているか

⑥形にはまらない選手たちを、指導していくこと。
⑦科学的なアプローチ
  メーカーの努力に学ぶ!
  (例)スパイクピンの配置の変化を見ていくと思わぬ発見がある。

 

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2014年2月11日 (火)

速報!JAAFコーチングクリニック

JAAFコーチングクリニック 1
講師:栗山佳成 氏(大阪体育大学教授)
JAAF強化委員会・投擲部長

投擲は専門外ですが、動画をもとに技術のポイントをわかりやすく説明してくださったので、大変参考になりました。
ジュニアの指導では、将来につなげるため、そういった技術ポイントを意識した上で、基礎運動を指導することが重要だと感じます。
また、コントロールテストと競技成績との相関も興味深く見せていただきました。

以下は、講習内容のメモです。(画像&資料等は残念ながら㊙︎扱いで許可されていないので載せられません)

① 抑えておくべきポイント
    それぞれの局面でのポジション
   Tポジション・垂直ポジション・最終局面での頸筋の使い方

②コントロールテスト
    後方投げ・チェストスロー・オーバーヘッドスローの記録と相関が高い
    両脚三段跳
    立ち幅跳び・立ち三段跳・立ち五段
    スタートダッシュ・加速走・立ち投げ(各種投擲物)

直線運動(砲丸・槍):グリップ位置と骨盤の位置が遠い(槍)
回転運動(円盤・ハンマー)
 ジュニアでは、軽い重さで技術を習得させることを重視させたい!
 回転運動も、安全に配慮しながらジュニアのうちに体験させたい。

③ 初速度と飛距離(データ)
    90mスロー→約30m/s
   
④ 技術の発展過程
⒈動作のスピード(ゆっくり→徐々に速く)
⒉動作の強弱(弱く→徐々に強く)
⒊投擲距離(近く→徐々に遠くへ)
⒋ 分習全習(単純な動き→徐々に複雑な動き)

⑤ プライオメトリックストレーニングの重要性(反動・反発・衝突)
    素早いエキセントリック筋収縮 SSC
     1.収縮時間0.08~0.2
    ⒉跳躍種目のジャンプ
    ⒊ボールゲームでの急激な停止・方向変換
    ⒋投擲種目の爆発的な投動作
⑥ 柔軟性の大切さ
   股関節・肩関節が柔らかい選手は故障が皆無

実技(2kg以下メディシン利用)

投動作の基礎トレーニング
❶両手投げ
   脚・上体の連係-方向性と投射角・タイミングが重要
   ※イメージを持たせてから行う(目安・目標物をセット)
   ※身体を伸ばし切る
❷チェストパス・左右捻転パス
   ※④の動作の発展過程を考慮
❸オーバーヘッド
   ※支持脚を伸ばして!沈まない!
   ※慣れたらワンステップ→ツーステップ入れて行う
   ※ボールを出来るだけ後方に残し、腹筋や身体の弓なりを利用
❹シーソーキャッチ&リリース
   ※キャッチの反動でお尻を上げて素早く下ろしながらリリースする
❺ワンハンドスロー
   ※ボールの重みを中指の付け根部分に感じる

トレーニング期間で回数の目標値を設定して行う
同様な動作の運動を等速・反動など変化をつけて!

 

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2014年2月 9日 (日)

4の字か7の字か?

2月8日(土)の練習メニュー(参加者9名)

久しぶりの積雪で参加者は少なかったのですが、その分じっくりとポイントやフォームを確認しながら練習することができました。

内容は、先週高野先生から学んだクリニックのメニューを復習です。

① ウォーミングアップからケンケンメニュー

 ラダーを使って、前後左右のストレッチメニューから4の字キープの3拍子までを行いました。

4の字のフォームがなかなか思うようにいかず、最初は正面から見た方が4の字に見える子もいました。(それじゃぁまるでイヤミのシェーだろう)・・・・・今の子どもには分からないだろうと思ったので、心の中にしまい、スタート前に補助して修正しました。

② ミニハードルを利用した3拍子ドリル

フォームが安定してきたところで、メトロノームを使ってのリズムあわせをしました。

100/minから始めて最高300/minまでをやりましたが、250を越えるとほとんどの子がついてこれなくなります。

270/minまでのリズムには、慣れてほしいと思います。

また、フォームづくりのために、高野先生は4の字を意識させていらっしゃったのですが、自分はこれまで7の字を意識させて練習してきました。

どちらが良いのか分かりませんが、傾向としてリズム取りやケンケンドリルは4の字を意識させた方が、子どもたちの動きは良くなるようです。しかし、どうしても脚を後ろに跳ね上げて膝が前に出なかったり、後れてしまったりする子や、踏みつけ動作が出来ていない子には、7の字を意識させると動きは良くなってきます。

4の字か7の字か?個別性を意識してアプローチすることが大切なようです。

③ 片脚強調走(2拍子~3拍子)150~250/min

④ スタートダッシュ(飛び出し~4歩・8歩)

⑤ 挟み込みステップドリル

⑥ 階段ドリル

  (ステップ&プライオメトリックス)

11日は、神戸アシックス本社でのJAAFコーチング講習を受講します。

ボンビーコーチには、交通費受講料の出費は痛いですが自己投資です。しっかり勉強してきます。 

 

2014年2月 7日 (金)

福井県学童体操競技会へ向けて

2月5日・6日(水・木)の練習メニュー

福井県鯖江市は、世界体操選手権が開かれたこともある体操の町です。

特にこの立待地区には体操専門の体育館があり、体操スクールや日本代表選手の合宿なども行われる地域です。毎年この時期(今年は16日)には、福井県の学童体操競技会が行われ、小学1年生から6年生まで幅広く体操に親しんでいます。

ゴールデンエイジの子どもたちには、器械体操の動きは巧緻性を発達させるためにはもってこいの運動です。体を支えたりバランスをとるために、しっかりと体幹も鍛えられます。

TachimachiRCの子どもたちも、競技会に出る出ないに関わらず、練習会へ参加させていただくことにしました。(もちろんコーチも指導に入ります。)

先生方も、学年中心に指導に入っていただけるのでとても充実した練習ができます。また、いろんな先生方の指導を見ることができ、とても参考になり、刺激を受けます。 

高野 進・香織 陸上競技クリニック

2月1日(土)

コーチと4名の子どもたちが、JAAF FUKUIジュニア普及部主催の、指導者講習兼ジュニア強化練習会に参加。

講師は高野 進・香織 夫妻。日本を代表する短距離界のスーパースターからご教授いただけるので会場は、熱気に包まれていました。

日頃行っているドリルも、こんなアプローチの仕方もあるのかと参考になりました。また、新しい技術的な理論も聞くことができ、これからの練習指導に活かしていきたいと思います。

講習内容は以下の通り(辻本メモ)

高野進クリニック

第1部 ウォームアップ

① ヒラ・クロ・バタウォーク

② 片脚ストレッチ(前・横・後)※両手で持つ

③ 人間ドリブル(閉・開:左右前後)

④ 走りの基本(4の字から1の字)

⑴ 踝が膝の横に!4の字ケンケン

     (337拍子&4拍子左右&3拍子)ユックリズム→早リズム

    ※接地は土踏まずより前で!

⑵ 走りはリズム123.4・123.4…ユックリズム→早リズム

    ※4の字を忘れずに!

第2部 その場ドリルから走へのドリル

踏みつける力&弾む力

① 4の字ケンケン(軸を傾けて前に弾む)

    15m(15ケンケン→10ケンケン→7ケンケン)~ランニング※目標5ケンケン

    ※ 4の字をキープする!遠くへ弾むほどスイングが大きく

② 片脚強調走

    4の字から1の字(タン・タ・タン・タ・タン・タ・…)ユックリズム→早リズム

    ※ 踏みつけと足の前での接地・腕振り

    ※ 前傾をして加速する感覚をつかむ

③ 3拍子のリズム(ユックリズム→早リズム)

④ 4拍子のリズム(ユックリズム→早リズム)タタタッタン・タタタッタン・タタタッタン・…

第3部 走りの完成へ(加速する)

① スタンディングスタート

    お腹に空気を入れる

    頭を押さえられるように縮む(位置について)

    片脚をさげる(用意)

    (合図)123※背中の角度をそのままに!腕でリードするように!

② (合図)123456※4歩目から自然に上体が起きてくるように!

    ※ 起き上がってしまわない様に!

③  (合図)12345678※4歩目から自然に上体が起きてくるように!

     10歩~15歩でトップスピードに乗る感覚を

トレーニング

① 脚を挟む力(ユックリズム→早リズム)

   ⑴ ハサミステップ連続10回

   ⑵ ハサミステップ交互連続移動

② ギャロップスキップ(キック足膝タッチ)

     ※ できない子には歩きながらリズムをつかませる

第4部 腕振り意識でかっこいい走り

① 腰に手走り(肩が振れないように)

② くの字腕振り(視線に手が入ってこないように)

    ※ 強いトルクを使う

③ 腕振りのトルクを利用したスタンディングスタート

 

 

越前富士のように

  朝の通勤時、越前富士(日野山)を望める場所を通るのですが、いつもは手前にある工場の煙突から出る煙で霞んでいる景色も、今日はきれいに晴れていてチョット感動したので車をわきに止めて携帯で撮影しました。

日常の練習にかかる霞(悩みや不安)も、晴れた時には、新しい発見と感動を覚えます。コーチとしてどのような時でも、山のようにどっしりとした存在でありたいです。

  1月30日(木)の練習メニュー(14名参加)

① ロングジョッグ

② コンディションランニング(スキップ系6種目)

    基本動作20m→ダッシュ30m→20m慣性→ 階段かけあがり→ジョッグ70m

③ ツーパーツスプリント(25m+25m)×2

    膝の引き出し・かかと引きつけ

④ 短距離組:階段ドリル(腿上げ系&プライオメトリックス系)

 ⑴ 横向き駆け上がり

    ※段差を駈け上がる為しっかり腿を引き上げ、軸足でしっかり弾まなければ、リズムやバランスを崩してしまいます。

 ⑵ 1段下がって2段上がる

    ※1段降りた瞬間2段を弾んで上がっていきます。腕の振りをうまく使って弾みましょう。

    長距離組:15分校舎内クロスカントリー

⑤ PNFストレッチ

 

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