サーキットトレーニング
陸上競技のトレーニングは、1年を大きく2期(鍛錬期と試合期)に分けます。現在はその鍛錬期にあたりますが、鍛錬期の目的は体力をバッテリーに例えると、バッテリーをフル充電すること。及び、その性能をアップし容量と出力とを大きくすることだといえます。
前半は、トレーニング量を重視して体力を高めます。〈バッテリー容量を高める〉
後半は、スピード重視へと移行して徐々にスピードレベルを上げていきます。〈出力の高いバッテリーに〉
短時間で量を確保し、総合的に体力を高める練習方法としては、サーキットトレーニングが効果的だと考えています。ただし、一つ一つの運動を正確に行うことが求められるため、常に目を離さないで声掛けをしないと、小学生の場合ただ急ぐばかりでいい加減な運動動作になってしまい、効果が激減してしまうので、難しいトレーニング方法でもあります。
1月18日(木)の練習メニュー(参加者25名)
サーキットトレーニング(11種目×7セット)
1月16日(火)の練習メニュー(参加者63名)
サーキットトレーニング(11種目×5セット)
1月11日(木)の練習メニュー(参加者35名)
サーキットトレーニング(10種目×4セット)※⑨をとばして10種目行ないました。
冬季サーキットトレーニングメニュー
① ラダー⇒ダッシュ(素早い体の動きと重心の移動)
② ミニハードル腕振り両足ジャンプ(短い時間で地面からの反発をもらう感覚をつかむ)
③ 階段駆け上がり(スムーズな重心移動ができる力の伝え方を覚える)
④ バウンディング(パワーポジションの獲得と上体との連動・素早い切り返し)
⑤ ミニハードル⇒ダッシュ(走りの基本動作とリズム感・加速感覚の獲得)
⑥ ランジウォーク10歩(股関節周りの筋力強化)
⑦ 階段駆け降り(接地と同時に素早く切り返し、脚を前に出す)
⑧ 階段降り(もも上げ姿勢から脚を重心の真下におろして接地する感覚をつかむ)
⑨ 鉄棒逆上がり(腕振りやもも上げに必要な筋力強化)
⑩ 階段上り(もも上げ姿勢から重心を移動し乗り込む感覚をつかむ)
⑪ 腹筋運動メディシンボールツイスト(骨盤周辺の筋力強化)