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2020年3月 9日 (月)

トレーニングの三大原理

ルーの法則に基づいて、トレーニングには三つの原理があります。原理とは、必ずそうなるということです。

一つ目は、オーバーロード(過負荷)の原理です。

これは、ある程度きつい負荷を与えながらトレーニングを続けることによって、効果が表れるということです。つまり、同じ練習の繰り返しの中でも、楽をしていては向上しないということです。楽にできるようになったらさらにきつい負荷を自分に与える必要があります。

常に、全力で取り組む姿勢や「より速く、より高く、より遠くへ」といった陸上競技の本質に関わる原理とも言えます。


次は、特異性の原理です。

これは、トレーニングはその種類によって鍛えられるところが変わってくるということです。
例えば、持久走では持久力は向上しますが、筋力の向上は期待できません。目的に応じてトレーニングの種類を選ぶ必要があります。

ですから、練習ではその目的をしっかり考えて組み立てる必要があります。


最後は、可逆性の原理です。

これは、一定期間トレーニングを実施してその効果が得られても、トレーニングを止めてしまうと、体はもとに戻ってしまうということです。トレーニング期間が長ければ失われていく速度は遅く、短ければそれだけ早いので、基本的なトレーニングは長く続ける必要があります。

まとめると、何事でも向上するためには、目標・目的をもってなすべきことを選び、常に負荷を加えながら、日々なすべきことを続けることが大切だということですね。

今シーズン、自分の記録を伸ばすために、やるべきことをやり続けましょう。

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