腕振りを考える
5月2日(土)の練習メニュー(参加者14名)
今日は、真夏日となり気温が急上昇しました。熱中症の恐れがあるので、こまめに休憩を取りながら①②はスタンドの日陰を利用するなど、負担の少ない練習に切り替えて行いました。
① バランスメニュー
② ミニハードルメニュー(天使の羽ジャンプ~スキップA~ビルドアップ)
腕振りとキックのタイミングや踏み込み動作と腕振りの引き動作など、連動した動きの練習をしました。
理想の腕振りとはどのようなものなのでしょうか?腕振りの役割を3つ考えてみました。
①脚動作を助けて推進力を生むための動力的な役割
②左右の脚で体を支えながら空中を移動する体軸のバランスを取るためのバランサー的な役割
③素早いピッチを生み出すためのタクト的な役割
短距離走の局面はスタートダッシュ・加速・トップスピード・スピード維持などの局面に分けられますが、始めの局面では①や③の役割が重要で、スピードに乗ってからは③や②の役割が重要になってくるように思います。
役割ごとに、より良い振り方というのは変わってきますし、現在持っている技術によっても違ってきます。逆に言えば、走局面や役割を考えた腕振りを意識することによって技術の習得にも差が生まれてくるのかも知れません。
また、現在の子どもたちの腕振りは、現在の子どもたちのもっている技術に一番適したものであるということを踏まえて、そこから走局面ごとの切り替えなど、更に身につけたい技術をどのように発展向上させてやれるかを考えて、指導していくことが大切なのかも知れませんね。
③ 種目練習
短距離(スターティングブロックを使ったスタートダッシュ20m~50m)
長距離(クロスカントリーをマイペースで)
ハードル(低ハードルを使っての練習:低く越えて振り上げ足の素早い下ろしを強調)
投擲(ヴォーテックスロー&ソフトボール投げ:助走・ステップ・スローのタイミング)
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