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2014年2月12日 (水)

JAAFコーチングクリニック 2

JAAFコーチングクリニック 2

講師: 伊東浩司 氏(甲南大学)
JAAF強化委員会・短距離部長

午後からは、テレビ解説でもおなじみ伊東浩司氏の講習でした。現日本記録保持者からお聞きした日本短距離界の歴史に、あらためて、吉岡隆徳・飯島秀雄両氏の偉大さを実感しました。また、メーカーの製品から見る技術の進歩という観点は、目から鱗の新しい発見でした。

日本人初の9秒台スプリンターは、いつ誕生するのでしょうか?楽しみはつきません。

私自身の考えでは、ジャマイカやアメリカなど9秒台の選手を擁するクラブへ3~4年間武者修行に飛び込むぐらいの若武者が出てきてほしいという気持ちです。そんな環境でもまれて初めて9秒台のスプリンターが生まれてくるのではないでしょうか。

以下は、私の講習メモです。ご参考にして下さい。


①現在の短距離強化対策について

 日本代表の目標
 ※世界リレー選手権(新設;上位8チームは次年度世界選手権&オリンピック出場権)

②座談会
 どうしたら日本人が9秒台で走れるのか?
③VTR視聴
 100mとは?

④伊東浩司のトレーニング理論
 ※意識の変化がトレーニングの進化に
 ※他競技から学ぶ
 ※古典的なトレーニングから学ぶ
 ※裸足(感覚)で走る(足指を開く・母趾球に乗る)
 ※歩きの重要性
 ※可動域を広げるストレッチ・トレーニング(器具・補助者を利用)意識する!

 雑談:高野進の練習
     ※練習で負けない。練習を独り占め。
 コーチングとティーチング
 積小為大

⑤スタートポジションについて
  ボルゾフのワンハンドスタート
  ゼロポジションからの走りだし
  ※はじめの一歩
  ※どこのタイミングでより良い飛び出しの準備(重心位置)が整っているか

⑥形にはまらない選手たちを、指導していくこと。
⑦科学的なアプローチ
  メーカーの努力に学ぶ!
  (例)スパイクピンの配置の変化を見ていくと思わぬ発見がある。

 






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