ハムストリングス(大腿二頭筋+半腱様筋+半膜様筋)を使って
ハムストリングは、骨盤から膝下の骨につながっており、股関節と膝関節2つの関節をまたいでいる筋肉で、加速区間においては特に重要な筋群です。
振り戻された脚が地面を捉えた瞬間に、かかる負荷に耐え臀筋とともに前方への加速エネルギーに変える、バネのような働きをしています。そのため、肉離れのような怪我をしやすいのもこの筋肉です。
また、膝から下を早く跳ね上げるために使われる筋肉と思われていますが、むしろその際はリラックスしていなければならないと考えます。
前に振り出された膝が振り戻される時に、膝から下は前に振り出されるという逆の動きをしています。ハムストリングを有効に使って、振り出される下腿にブレーキをかけ、振り戻される脚の膝が伸びきらないようにすることが大切です。
2月16日(火)の練習メニュー(参加者21名)
① 基本動作(スキップ系・振り出し・振り戻し)
② エンドレスリレー(30m×7名)10分間
③ スタビライゼーションダッシュ(腸腰筋・殿筋・ハムストリングス)
④ シザースステップダッシュ
⑤ 追いかけスタートダッシュ
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