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2020年6月21日 (日)

練習事始め

6月20日(土)立待小学校グラウンド 16:00~18:00 参加者6名

 コロナ禍で、自粛を余儀なくされていたクラブの練習をようやく始めることができました。

今日の練習は、長い自粛による体力低下を考え基本的な内容で、十分休憩を取りながら行いました。

① ミニハードルジャンプ(接地と腕振りのタイミング重視)

② ミニハードルスキップA(腕振りと股関節の動き重視)

③ ミニハードル加速走(接地タイミングとテンポ重視)

④ 体幹・バランス・コーディネーション・メディシンボールドリル

⑤ ドンジャンケンリレー(200mトラック)

⑥ 股関節活性化スキップドリル

メンバー募集(下記メール宛お問い合わせください)

asuryutosabae@yahoo.ne.jp

2020年6月14日 (日)

腕振り

 これまで、練習の流れからウォーミングアップ、レースの各局面に分けた練習について考えてきました。今回からは、体の各部分にわけた技術・練習について考えます。

初めは「腕振り」から

「腕振り」は重要な技術の割に、日頃意識されない技術の一つではないかと思われます。

 腕振りの役割は、①上半身と下半身の動きのタイミングを合わせること。②体のバランスを取ること。③重心の移動をリードすること。など考えられます。

①については、肩甲骨の動き、②は軸を意識した動き、③は局面ごとの腕の振り方が練習のポイントとなります。

 練習方法としては、肩甲骨の動きに連動して骨盤が動く性質を考え、肩甲骨を動かす腕振りが基本となります。肩甲骨を締めたり緩めたりしながら自然に腕が振れる感覚を身につける。上半身がねじれない安定した振りを身に付ける。局面ごとに振り方や腕振りの感覚を変化させる。など、考えながらメニューを立てていきます。

(例)スタート時は、腕を長く使う。大きく振る。頭の上まで振り上げる。など。加速局面では、後ろから前に振り出すタイミングと乗り込むタイミングを合わせる。腕の振り下ろしと脚の振り戻しのタイミングを合わせる。など、等速局面では、手を胸に引きつけてコンパクトに振るなど。

 腕振りは、体格や体型によって個人個人にあった個性的な技術になります。前述した①~③の役割、ポイントをしっかり抑えて、自分にあった腕振りを身につけていってほしいと思います。